2016/10/06

プレベ以上のもっちり感、Gibson Grabber

ベースを買いました。

Gibsonの、1976年製Grabberというベースです。Gibsonってちょっとした憧れでした。
ビンテージと呼べるかは微妙なところですが、こんなに古い楽器を持つのは初めて。その辺も含めてレビューをしようと思います。

まずは見た目ですね。楽器は見た目が8割です。
この野暮ったいシェイプがいいですね。写真だと上手く伝わりませんが、結構バーズアイが出ていていい感じです。

ヘッドはフライングV型。これもポイント高い。
ナチュラルボディに黒ピックガードという組み合わせ自体は、70年代の流行り(?)で、今でもモダン系ジャズベとかスティングレイなんかによく見られますが、ちゃんとGibsonのオリジナリティが感じられるデザインです。ピックガードの形も垢抜けなくていいですよね。

スペックを見ていきます。
メイプルボディにメイプルネック、メイプル指板。
メイプルというのは基本的に重い木材なのですが、こいつはボディが薄いので、正面から見たときの面積の割にはそこまで重くないです。
横から見た図。プレベと比べて薄いのが分かります。
PUは1発で、1ボリューム1トーン。
Grabberの大きな特徴のひとつが、スライド式PUです。
どういうことかというと、
ここから
ここまで
PUが無段階に動かせるのです。細かな音質の調整ができる!画期的!
...なのですが、実際に動かしてみると、期待していたほどの変化はしません。基本的にメイプルボディなので、締まりのあるブリっとした成分はありつつ、ネック寄りのときは落ち着いた感じで、ブリッジ寄りに動かしていくにつれて、音が引き締まっていく感じ。
…音を文字で説明するのはやっぱり難しいですね。というわけでYouTubeから適当に動画を引っ張ってきました。


タイトルにも書いた通りですが、プレベ系統でありつつプレベよりもっちりというか、野暮ったい音ですね。
ピックアップの位置による音の違いが大してないのもよくわかると思います。

ブリッジカバーが付いています。ブリッジミュートして親指弾きというのができないので外しましたが、あったほうがカッコいいです。

ネックは太いです。多分プレベよりも太い。フレットも20しかないので、テクニカルなプレイには不向きです。もちろん弦とかセッティング次第ですが。

有名な人で言うと、TRICERATOPSの林幸治氏がたまに使っているようです。最近出た本(MY DEAR BASS ベーシストが愛してやまぬ“この1本")で紹介されています。
よく似たRipperというベースはKISSの人とかにちょくちょく使われていたみたいですが、Grabberだとそれくらいしか知りません。

雷神?風神?のステッカーは、買ったときから貼られていました。結構いいセンスだと思ったのでそのままにしてあります。

たぶんラッカー塗装だと思います。...というのはラッカーの楽器を所有したことがないので確証がありません。Gibsonはだいたいラッカーだと聞いたことがあります。「木!」って感じ。変にテカテカしているよりも好みです。これは経年劣化で塗装が落ちてるだけかも。
猫背になって汗ばみながら弾いていたら、4弦側ホーンの胸が当たる部分に服の色がちょっと移ってしまいました。後悔。
私は木のスタンドに乗せているので問題ないですが、普通の(?)スタンドに乗せている場合はクロスをかませたほうがいいみたいですね。

最近だと2009年ごろにGrabber Ⅱというのが出ています。私は黒い楽器ってあまり好きじゃないので「黒か~」って感じなのですが、気になる方は試奏してみては!

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